【海外就職】英語圏の就活で使う「カバーレター」って何?

【海外就職】英語圏の就活で使う「カバーレター」って何?
英語圏で就職活動をするなら、「レジュメ」だけではなく「カバーレター(Cover Letter)」の提出がほぼ必須です。
では、このカバーレターとは一体何なのか、どんな役割があるのかを詳しく解説します!


✉️ カバーレターの役割


カバーレターは、応募先企業への「自己紹介状」のような存在です。
自分の経験やスキルを「なぜその会社で活かしたいのか」 「なぜそのポジションに興味があるのか」という観点で伝える文書です。

レジュメが「事実と実績のリスト」なら、カバーレターは「ストーリー」とよく言われます。


🗒️ 書く内容の基本構成


カバーレターには大体以下のような構成があります。

  1. 挨拶(Greeting)
    できれば担当者名を調べて書くのがベター(分からなければ: Dear Hiring ManagerなどでもOK!)

  2. 導入文(Introduction)
    どのポジションに応募するのか、なぜ応募したのかを簡単に書きます。

  3. アピールポイント(Body)
    自分の経験・スキルがその仕事にどう役立つかを具体的に説明します。

  4. 締めの言葉(Closing)
    面接への意欲や今後の連絡を希望する旨を書きます。


 🗂カバーレターの種類 


カバーレターには、以下4つの種類があると言われています。ほんどの場合、①の応募用カバーレターが当てはまりますが、通常の求人ルートと異なる場合は使い分けが必要です。

応募用カバーレター(Application cover letter)
最も一般的な形式で、求人の要件に合った職務経験やスキルを記載します。履歴書にない情報(職歴の空白、キャリアチェンジ、応募先企業への特別な関心など)を説明できる機会にもなります。

リファラルカバーレター(Referral cover letter)
社内の知人や社員の紹介を受けて応募する場合に、その人物の名前を記載します。紹介者の存在は、採用プロセスで自分を差別化する助けになります。応募後は紹介者にもカバーレターと履歴書のコピーを送り、進捗を共有すると良いでしょう。

関心表明レター(Letter of interest)
求人が公開されていない企業に、自分が働きたい意思を伝えるためのカバーレターです。企業が非公開で人材を探している場合もあるため、有効です。送付から数週間後、採用担当に電話やメールでフォローアップすると、記憶に残りやすく、熱意を伝えることができます。

価値提案レター(Value proposition letter)
あなたのユニークさ(スキル、実績、企業にもたらせる価値)をまとめた短いカバーレターです。履歴書のサマリーや、面接での「自己紹介してください」に対する回答としても使われます。


💡 カバーレターを書くときのコツ


企業ごとにカスタマイズすることが大事!
テンプレートをそのまま使い回すと、熱意が伝わらない文章になってしまいます。

具体的な成果やエピソードを入れると強い
「リーダーシップがあります」と書くだけではなく、「5人のチームを率いて、プロジェクトを予定より2週間早く完了させました」のように、実際のエピソードを加えると説得力が大幅にアップします。


🚫 よくあるNGポイント


  • 同じ内容をレジュメとコピペする

  • 長すぎる文章(1ページ以内が基本)

  • 具体性がない抽象的な表現

これらを避けるだけでも、印象がかなり変わります!


✅ カバーレターは必要?


英語圏では基本的に必要です!
特に欧米では、カバーレターがないと「熱意がない」と判断されることも多いです。
逆に言えば、しっかり作り込んだカバーレターは他の候補者との差別化に大きく役立ちます。


✍️ まとめ


カバーレターは、あなたの「想い」を伝えるための強力なツールです。
 自分のストーリーを企業に語りかけるつもりで、しっかり書き上げましょう。

これから英語圏で就職を考えている人は、レジュメとカバーレターの両方をブラッシュアップすることが第一歩です!

なお、こちらののIndeedの記事でも、よくまとめられていますので、お時間のある方は是非お読みください。


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