日本で就職活動と言えば「履歴書」を思い浮かべる人が多いですよね。しかし、英語圏で就活をする際に使うのは「レジュメ(Resume)」と呼ばれる書類です。ここでは、その特徴や日本の履歴書との違い、書き方のポイントを紹介します。
📄 レジュメと履歴書の違い
日本の履歴書はフォーマットが決まっていて、手書きする文化もまだ根強く残っています。一方、英語圏のレジュメはフォーマットが自由で、自分を最大限アピールするために作り込むのが一般的です。
日本の履歴書:
・決まったフォーマット
・写真必須
・時系列で職歴を書く
英語圏のレジュメ:
・自由度が高い
・写真不要(むしろ付けないのが普通)
・スキルや成果を強調
✨ レジュメに必須の要素
レジュメに盛り込むべき基本的な情報は以下の通りです。
- Contact Information(連絡先)
- Summary(簡単な自己紹介)
- Work Experience(職歴)
- Education(学歴)
- Skills(スキル)
- Certifications or Awards(資格や表彰歴)
ポイント: 具体的な成果や数字を入れることで説得力がぐっと上がります。
💪 成果を重視する書き方
日本の履歴書は「どこで何をしていたか」を淡々と書くスタイルですが、英語のレジュメでは 「何を達成したか」 が重要です。
例えば、
Increased sales by 30% in one year through implementing a new marketing strategy.
のように、具体的な数字とアクションをセットにして表現します。
🚫 写真は不要!
日本では証明写真がほぼ必須ですが、英語圏では 写真を載せるのはNG。性別や見た目に関わる差別を防ぐ目的があるので、写真は基本的に付けません。
🧑💼 カバーレターとのセット提出が基本
英語圏では
カバーレター(Cover Letter) を一緒に提出するのが一般的です。レジュメが「実績やスキルの概要」だとすれば、カバーレターは「なぜその会社で働きたいのか」を伝えるラブレターのような役割です。
✍️ 最後に
英語圏の就活では、自分を「商品」として魅力的にプレゼンする力が求められます。
最初は戸惑うかもしれませんが、自分の強みや成果を振り返るいいチャンスにもなります。
これから海外でキャリアを築こうと思っている方は、ぜひ「レジュメ作り」から第一歩を踏み出してみてくださいね!
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