ワーキングホリデー(ワーホリ)で現地アルバイトの面接を受ける際、事前に準備していた質問以外が出てきて焦ってしまうこと、ありますよね。特に英語だと、聞き慣れない表現や意図が掴みにくい質問に戸惑うことも少なくありません。
ここでは、実際にワーホリ中の筆者や友人が経験した、「あ、これ聞かれるんだ!」と意外に感じた、または少し戸惑った質問を10個厳選してご紹介します。これらの質問と、その答え方のポイントを押さえて、面接で慌てず対応できるように準備しておきましょう!
1. 🗣️ "Tell me about yourself."(自己紹介をお願いします)
- 意外度: 低い(でも油断できない)
- なぜ焦る?: 定番中の定番ですが、どこまで話せばいいか、何を強調すべきか迷うことがあります。
- ポイント: 過去の職歴、スキル、そしてなぜこの仕事に興味があるのかを1分程度で簡潔にまとめましょう。ワーホリの経験が、あなたの成長や適応能力を示す良い材料になります。
2. 🗓️ "What is your availability?"(いつから働けますか?/勤務可能な時間は?)
- 意外度: 低い
- なぜ焦る?: シフトの希望を具体的に聞かれると、英語でどう伝えればいいか戸惑うことがあります。
- ポイント: 月曜日から金曜日の午前10時から午後5時といったように、具体的な曜日と時間を伝えられるように準備しましょう。例えば、可能であれば、"I'm quite flexible."(かなり柔軟に対応できます)と添えると好印象です。
3. ☕ "Why do you want to work here?"(なぜここで働きたいのですか?)
- 意外度: 中
- なぜ焦る?: 「家が近いから」ではNGなのは分かっていても、具体的な理由がパッと出てこないことも。
- ポイント: そのお店や会社の**具体的な良い点(雰囲気、サービス、商品など)**を挙げ、「ここで働きたい」という熱意を伝えましょう。事前に少しリサーチしておくと良いです。
4. 💰 "What are your salary expectations?"(給料はどのくらいを希望しますか?)
- 意外度: 中〜高
- なぜ焦る?: 日本ではあまり聞かれない質問なので、戸惑う人が多いです。
- ポイント: 最低賃金(Minimum Wage)を把握しておくか、**"I'm open to discussing the standard rate for this role."(この職務の一般的な賃率について話し合う用意があります)**のように、市場価格に合わせる姿勢を見せると良いでしょう。高すぎず、安すぎず、適正なラインを探ります。
5. ⚠️ "How do you handle pressure/stress?"(プレッシャー/ストレスにどう対処しますか?)
- 意外度: 中
- なぜ焦る?: 精神面に関する質問なので、どのように答えるべきか迷いがちです。
- ポイント: 具体的な例を挙げて、「どのようにストレスに対処し、前向きに業務を遂行するか」を伝えましょう。例えば、「休憩中にリフレッシュする」 「問題を同僚と共有する」など。
6. 🚫 "Have you ever had a conflict with a colleague or customer? How did you handle it?"(同僚や顧客と衝突した経験はありますか?どう対処しましたか?)
- 意外度: 高
- なぜ焦る?: ネガティブな経験を聞かれると、正直に話すべきか、どうポジティブに変換するか悩む質問です。
- ポイント: 衝突の状況を簡潔に説明し、「どのように冷静に対処し、問題を解決したか」 「その経験から何を学んだか」を強調しましょう。自分だけが悪くない場合でも、自分の行動に焦点を当てて話すのが無難です。
7. ❌ "What is your biggest weakness?"(あなたの最大の弱みは何ですか?)
- 意外度: 中
- なぜ焦る?: 自分の欠点を英語でどう伝えるか、そしてそれがマイナスにならないか心配になります。
- ポイント: 完璧な人間はいないので、正直に弱みを認めつつ、**「その弱みを改善するために、現在どのような努力をしているか」**を具体的に伝えましょう。「時間にルーズな点」など、仕事に直接影響するようなものは避け、「細部にこだわりすぎる」「人前で話すのが少し苦手だが、発表の練習をしている」などが良いでしょう。
8. 🎯 "Where do you see yourself in 1 or 2 years?"(1、2年後にどうなっていたいですか?)
- 意外度: 中〜高
- なぜ焦る?: ワーホリなので「帰国します」が本音でも、それをストレートに言っていいか悩む質問です。
- ポイント: ワーホリであることは理解されているので、「この会社でスキルを磨き、貢献したい」という意欲を伝えましょう。「I'd like to develop my skills in [specific area] within this company and grow into a more responsible role.(この会社で[特定の分野]のスキルを磨き、より責任のある役割を担えるようになりたいです)」のように、その職場での成長に焦点を当てて話すのが良いでしょう。
9. 🗣️ "Do you have any questions for me?"(何か質問はありますか?)
- 意外度: 低い(でも非常に重要)
- なぜ焦る?: 「ない」と答えると意欲がないと思われるため、何を聞くべきか焦ります。
- ポイント: 必ず2〜3個の質問を用意しておきましょう。仕事内容、チームの雰囲気、トレーニング体制、次の選考ステップなど、興味を示す質問が良いです。
10. 💡 "Do you have any specific skills that would be useful for this role that we haven't discussed?"(まだ話していないことで、この職務に役立つ特別なスキルはありますか?)
- 意外度: 高
- なぜ焦る?: これまでの話でアピールしきったつもりでも、さらに何か問われると戸惑います。
- ポイント: 面接官が気づいていない、あなたの隠れた強みや経験をアピールするチャンスです。例えば、「日本の顧客サービス経験(おもてなし)」 「異文化対応能力」 「特定のソフトウェアスキル」など、仕事に活かせる何かを具体的に伝えましょう。
これらの質問は、あなたの対応力や人柄、そして仕事への真剣度を見るためのものです。完璧な英語でなくても、正直に、そして前向きな姿勢で答えることが大切です。事前の準備をしっかり行い、自信を持って面接に挑んでくださいね!
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