ホテルや旅行業界の求人票、面接、日常業務でよく出てくる言葉に 「FIT」 があります。
初めて耳にすると「体力テスト?(fitness test?)」と思いがちですが、実はホテル業界特有の専門用語なんです。
この記事では、FITの意味と使われ方、海外ホテル就職で役立つ知識を解説します✨
🌍 FITとは?
FITは Free Independent Traveler(フリー・インディペンデント・トラベラー) の略。
意味はそのまま 「団体ではなく、個人で自由に旅行するお客様」 を指します。
- 団体旅行(Group Tour)=旅行会社がまとめて手配
- 個人旅行(FIT)=個人で航空券やホテルを予約
つまりFITとは、個人で自由に旅をするゲスト のことです。
🏨 ホテルにおけるFITの特徴
1. 予約方法
- 自分でホテル公式サイトやOTA(Expedia, Booking.com など)から予約
- 旅行会社経由の団体予約とは違い、1組ごとに条件が異なる
2. サービス面
- チェックイン・チェックアウト対応は個別
- 個々の希望に応じた柔軟なサービスが必要(観光情報、レストラン予約など)
3. 売上管理
- 団体は一括請求(旅行会社へまとめて)
- FITはゲスト本人が直接支払い(Cash, Credit Card, etc.)
🛎️ 面接や現場での使われ方
- “This rate is only available for FIT guests.”
(この料金はFITのお客様専用です)
- “Do we have more group bookings or FITs this weekend?”
(今週末は団体とFIT、どちらが多いですか?)
- “Most of our revenue comes from FIT travelers.”
(当ホテルの売上の多くはFIT旅行者からです)
💡 海外就職におけるポイント
FITは「団体ではなく、個人で予約したお客様」という区分を知っておくと、
- 料金体系(Group Rate vs FIT Rate)
- 予約管理の違い(Travel Agency vs Direct Booking)
- 接客対応の違い(大量一括 vs 個別対応)
などを理解しやすくなります。
面接で「FITのお客様が多い場合、どんな対応が必要ですか?」と質問されることもあるので要注意です⚡
✨ まとめ
- FIT = Free Independent Traveler(個人旅行客)
- 団体旅行(Group)とは異なり、個別予約・個別対応が基本
- OTAや公式サイトからの予約が多く、現場でもよく使われる用語
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