ホテルの求人票や面接でよく出てくる言葉に「F&B(エフアンドビー)」があります。
初めて見ると「何の略?」 「どんな仕事を指すの?」と疑問に思う人も多いはず。
今回は、海外ホテル就職を目指す人に向けて、F&Bの意味と具体的な仕事内容、キャリアの広がりを解説します✨
🥂 F&Bとは?
F&Bは Food and Beverage(フード&ビバレッジ) の略です。
直訳すると「飲食」という意味で、ホテル業界では 飲食部門全体を指す言葉 として使われます。
つまり、ホテル内にある
- レストラン
- バー / ラウンジ
- ルームサービス(In-Room Dining)
- 宴会・パーティー(Banquet)
- ケータリングサービス
これらすべてが F&B部門 に含まれます。
🍽️ F&Bの主な仕事内容
F&B部門のスタッフは、単なる「料理を運ぶ人」ではありません。お客様にホテルの「食の体験」を提供する重要な役割を担っています。具体的にはこんな仕事があります👇
1. レストランサービス
- オーダーを取る(Order Taking)
- 料理・飲み物を提供する(Serving)
- お客様へのおすすめを説明(Wine Pairing など)
- 清掃・セッティング(Table Setup)
2. バー&ラウンジ業務
- カクテルやドリンクを作る(Bartending)
- 会話を楽しみながら接客(Hospitality)
- 在庫管理や仕入れ
3. 宴会・バンケットサービス
- 結婚式や会議などの大規模イベントの準備
- テーブルセッティングや料理提供
- チームで効率よく動く協調性が必要
4. ルームサービス
- 客室に料理やドリンクを届ける
- 特別リクエストに対応(アレルギー、誕生日サプライズなど)
🌟 求められるスキル
F&Bで働く上で大切なのは「飲食の知識」だけではありません。
- コミュニケーション能力(英語+接客マナー)
- マルチタスク力(忙しい時間帯でも冷静に対応)
- チームワーク(キッチン・ホール・宴会スタッフとの連携)
- 文化理解(海外では食習慣やマナーが異なる)
特に海外ホテルでは、多国籍なお客様に対応するため、英語+基本的な接客フレーズは必須です💡
🚀 キャリアパス
F&Bはホテル業界の中でも人と関わる機会が多く、キャリアの広がりが大きい部門です。
- サーバー → スーパーバイザー → マネージャー
- バー業務からソムリエやミクソロジストへ
- 宴会サービスからイベントプランナーへ
海外就職では「まずF&Bからスタートして経験を積む」というケースが多く、ホテルキャリアの入口としても人気があります。
✈️ まとめ
F&Bとは Food and Beverage(飲食部門) の略で、ホテル内のレストラン・バー・宴会・ルームサービスをすべて含む大きな部門です。
仕事内容は多岐にわたり、コミュニケーション力やチームワークが求められます。
👉 海外でのホテル就職を目指すなら、F&Bの仕事を理解しておくことは必須!
まずは「F&Bって何?」を押さえて、面接や現場での会話に役立ててください✨
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