「カナダのカフェでバリスタとして働きたい!」
でも、「資格って必要?」「どんなスキルがあれば採用される?」と不安に思う人も多いのではないでしょうか。
この記事では、カナダのカフェ就活で評価されやすい「コーヒー系資格」やスキルを、初心者向けにわかりやすく紹介します。
❓ そもそも資格は必要?
結論から言うと、バリスタ就職に資格必須ではないけれど、あると圧倒的に有利です。
カナダでは、スタバやTim Hortonsのようなチェーン系以外に、地元の独立系カフェ(インディーカフェ)が多く、スキル重視&即戦力志向の職場が多いです。
そのため、「実務経験」や「コーヒーの知識」が証明できると、面接でもかなり強くアピールできます。
☕ ① SCA(Specialty Coffee Association)認定資格
世界中で通用するスペシャルティコーヒーのプロ資格。
中でも「Introduction to Coffee(コーヒー入門)」や「Barista Skills Foundation」は、初心者にも人気です。
ポイント:
- 国際的に評価されているため、どの国のカフェでも通用しやすい
- 実技と座学がセットになっており、実践的なスキルが学べる
- 英語での受講が多いが、通訳付きや日本語開催もある
カナダのこだわり系カフェでは、「SCA持ってるの?すごいね」と話題になることも。
🍸 ② Smart Serve(オンタリオ州など)
え?お酒の資格?と思うかもしれませんが、お酒を提供するライセンスであるSmart Serveは、カフェでも役立つ場合があります。
なぜなら、カナダの一部のカフェではアルコール(アイリッシュコーヒーなど)を提供していることがあるためです。
採用担当者にとって、「Smart Serveをすでに持っている人」は研修コストがかからない=即戦力として見られやすくなります。
🧼 ③ Food Handler Certificate(州によって名称が異なる)
コーヒーを提供する仕事でも、「食品を扱う」という意味で、食品衛生資格(Food Handler Certificate)が求められることがあります。
この資格を持っていると:
- キッチンに立てる(サンドイッチや焼き菓子を扱うカフェに強い)
- カフェの衛生基準に理解がある
- 雇用主が必要な研修を省ける
といった理由で、採用されやすくなります。
🎓 ④ バリスタスクールの修了証(ローカル資格)
トロントやバンクーバー、モントリオールなどには、バリスタ講座を提供するスクールが複数あります。
これらのコースでは、以下のようなスキルを短期間で習得できます:
- エスプレッソマシンの扱い方
- ラテアートの基本
- コーヒー豆の知識
- 接客英語の練習
修了証(Certificate)を発行してもらえるコースもあり、未経験から応募する際の強力な武器になります。
✅ ⑤ 実務経験とレファレンスの方が評価されやすい現実も
とはいえ、カナダのカフェ就活では「資格」よりも「現場経験」を重視する傾向が強いのも事実。
たとえば:
- 日本や自国でバリスタ経験がある
- インターンやボランティアでカフェに立っていた
- 学校のコーヒークラブで抽出を担当していた
…といった経験があれば、それをアピールする方が効果的な場合もあります。
🎯 まとめ:資格 × 実践でチャンスを広げよう!
コーヒー資格を持っているだけで就職が決まるわけではありませんが、履歴書や面接で自分をアピールする材料としては非常に効果的です。
- コーヒーの基礎を学びたい → SCA入門やローカル講座
- 飲食店で即働きたい → Smart ServeとFood Handler
- 未経験だけど本気 → バリスタ講座+カフェ巡りでの自己研修+レファレンスづくり
準備をしておけば、「未経験だけど本気で学んでます!」という熱意がしっかり伝わりますよ。