英語面接の最後に必ずと言っていいほど聞かれるのが、「Do you have any questions for me?」という逆質問の機会です。これは、単に疑問を解消する場ではなく、あなたの企業への関心度や入社意欲をアピールする絶好のチャンスでもあります。ここでは、この質問への効果的な答え方と、すぐに使える逆質問の例をご紹介します。
「質問はありません」はNG! 🙅♀️
「No, I don't have any questions.(いいえ、質問はありません)」と答えてしまうのは、面接官に「この会社にあまり興味がないのかな?」という印象を与えかねません。たとえ事前に疑問がすべて解消されていたとしても、積極的に質問をすることで、あなたの熱意を示すことができます。
✨逆質問でアピールすべきこと
逆質問では、以下の点を意識して質問を組み立てましょう。
- 企業への興味と理解: 企業文化、事業内容、今後の展望などに関する質問。
- 入社後の意欲: 自身の成長、貢献、チームへの溶け込み方などに関する質問。
- 主体性と問題解決能力: 応募職種における具体的な課題や目標に関する質問。
💡 逆質問の例
ここでは、いくつかのカテゴリに分けて逆質問の例をご紹介します。あなたの応募する企業や職種に合わせて、アレンジして使ってみてください。
👩💻 職務内容・チームに関する質問
- "What would a typical day look like for someone in this role?" (この職務の典型的な一日はどのようなものになりますか?)
- "Could you tell me more about the team I'd be working with?" (一緒に働くことになるチームについて、もう少し詳しく教えていただけますか?)
- "What are the biggest challenges someone in this position might face in the first few months?" (このポジションの人が最初の数ヶ月で直面する可能性のある最大の課題は何ですか?)
- "How do you measure success for this role?" (この職務における成功はどのように評価されますか?)
📈 企業文化・成長に関する質問
- "What is the company culture like here?" (貴社の企業文化はどのようなものですか?)
- "What opportunities are there for professional development and growth within the company?" (社内でのキャリア開発や成長の機会はありますか?)
- "How does the company support employees in achieving their career goals?" (会社は社員がキャリア目標を達成するためにどのようにサポートしていますか?)
- "What excites you most about working for this company?" (貴社で働くことについて、何が最も魅力的だと感じますか?)
🎯 今後の展望・戦略に関する質問
- "What are the company's goals for the next year or two?" (今後1、2年の貴社の目標は何ですか?)
- "How do you see this role contributing to the company's overall success?" (この職務が会社の全体的な成功にどのように貢献するとお考えですか?)
- "Are there any new projects or initiatives coming up that I should be aware of?" (何か新しいプロジェクトや取り組みで、私が知っておくべきものはありますか?)
🌟 面接官への質問
- "What do you enjoy most about working here?" (ここで働いていて、最も楽しいことは何ですか?)
- "What do you believe is the most important quality for someone to succeed in this role?" (この職務で成功するために最も重要な資質は何だと思いますか?)
💡 逆質問をする際のポイント
- 事前に準備しておく: 2〜3個の質問を用意しておくと安心です。面接中に疑問が解消された場合は、別の質問に切り替えられるようにしておきましょう。
- ウェブサイトや募集要項に書いていないことを聞く: 調べればわかるような質問は避け、あなたのリサーチ能力もアピールしましょう。
- 面接官の話を受けて質問する: 面接官が話した内容に関連する質問をすることで、会話に興味を持っていることを示せます。
- 質問しすぎない: 時間を考慮し、多くても2〜3個の質問に留めましょう。
- メモを取る: 質問への回答をメモすることで、真剣な姿勢を示すことができます。
この逆質問の機会を最大限に活用して、面接官にあなたの熱意と能力をしっかりとアピールしてくださいね。
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