カナダ就活において、「インターン経験」は大きな強みになります。
たとえ無給や短期間でも、“カナダ企業での実務経験”というだけで、レジュメに説得力が生まれます。
でも、ただ「Intern」と書くだけでは、正直もったいない。
この記事では、あなたのインターン経験をプロっぽく魅せるための書き方を紹介します。企業が求める“伝え方”を押さえれば、次の一歩がぐっと近づきますよ!
✅ なぜインターン経験を書くべきか?
カナダの企業は、「実践経験」を重視します。
インターンでも、
- 実務の流れを理解している
- チームと英語でやり取りしていた
- ローカルの職場文化に慣れている
これらは大きな加点対象になります。
むしろ、新卒やキャリアチェンジ組のレジュメでは、「インターンの質」が勝負の分かれ目です。
📍 書く場所は「Professional Experience」セクションに
日本のように「インターン」という独立した区切りを作るのではなく、実務経験の一部として記載します。
タイトルに “Intern” と書きつつも、内容はあくまで「職歴」として扱うのがポイントです。
英文レジュメでの書き方テンプレ(例)
Position:
Marketing Intern
Company:
LocalWorks Inc., Toronto, ON
Dates:
January 2024 – April 2024
Bullet Points(成果ベースで書く):
- Created and scheduled weekly social media content across Instagram and LinkedIn, increasing follower engagement by 25%
- Conducted market research and competitor analysis to support product launch planning
- Collaborated with a cross-functional team to organize two online events with over 300 attendees
- Responded to customer inquiries and improved helpdesk response time by 15%
✨ どう書くかが大事:ポイント3つ
1. 成果ベース(成果・数字)で書く
「何をやったか」だけでなく、「どう改善したか」「何人に影響したか」「%でどれくらい増加したか」など、数字で示すと説得力UP。
2. 「アシスタントっぽさ」は出さない
“Helped with”や“Assisted in”の多用は避けましょう。
なるべく主体的に聞こえる動詞(Created / Led / Analyzed / Managed など)を使うことで、プロとして評価されやすくなります。
3. 英語力・ツール・チームワークが伝わるように
特に海外就活では、以下の要素が伝わると強いです:
- Communication in English
- Collaboration with diverse teams
- Familiarity with tools (Slack, Excel, HubSpot, Figma, etc.)
よくあるNG例とその改善ポイント
❌ Bad:
Helped with social media.
→ 曖昧で伝わらない。どのプラットフォーム?何を担当?
✅ Good:
Scheduled and published 3 posts per week on Instagram and LinkedIn, resulting in 25% increase in engagement.
✍️ こんな表現が使える!役立つアクション動詞
- Developed
- Designed
- Coordinated
- Analyzed
- Implemented
- Presented
- Streamlined
- Facilitated
これらの単語をベースに、「どんな課題に、どんな方法で取り組み、どう結果を出したか」を意識すると自然と質の高いレジュメになります。
🧩 インターンが短期・未経験に近かった場合は?
期間が短い場合や、実績が少ない場合でも大丈夫。
以下のように「得たスキル」 「関わった姿勢」を強調しましょう。
例:
Participated in weekly client meetings and took detailed notes, improving internal communication and project transparency.
Shadowed senior designers and learned to use Figma for prototyping.
🚀 まとめ:伝え方次第で「ただのインターン」が「プロの経験」に変わる
インターンは、書き方さえ工夫すれば立派な実務経験になります。
採用担当は、あなたの経験から「何ができそうか」 「どうチームに貢献できそうか」を見ています。
だからこそ、
- 単なる作業ではなく成果を伝える
- 主体的に取り組んだ姿勢を見せる
- ツール・言語・チーム経験をしっかり盛り込む
この3点を意識するだけで、レジュメの印象が大きく変わります。
「インターンしかない」と思わず、「インターンがある」と誇っていいんです。
その経験は、あなたの次のチャンスへのパスポートになりますよ!