ワーキングホリデーなどで海外に来たものの、なかなか仕事が見つからない…そんな状況は、英語初級者にとって特に不安で、モチベーションが下がってしまうこともありますよね。でも大丈夫です!仕事が見つからない時こそ、戦略的に動くことが重要です。
ここでは、英語初級者の方でも実践できる、「仕事が見つからない時にやるべき5つのこと」をご紹介します。
1. 🔍 応募戦略を見直す
闇雲に応募するのではなく、自分の英語レベルとスキルに合った仕事に焦点を当てましょう。
- 英語レベルに合った職種に絞る:
- 現在、どのような職種に応募していますか?もし接客業ばかり応募していてうまくいかないなら、キッチンハンド、清掃、農場、工場など、英語でのコミュニケーションが比較的少ない仕事も視野に入れましょう。これらの仕事は、基本的な指示理解ができれば採用される可能性があります。
- 応募先を増やす:
- オンラインの求人サイトだけでなく、実際に店舗に履歴書(レジュメ)を持ち込む(Walk-in)ことも非常に効果的です。特にカフェやレストランでは、ウォークインで採用が決まることも珍しくありません。
- 「We're hiring」などのサインが出ているお店には積極的に入ってみましょう。
- 履歴書(レジュメ)を見直す:
- 日本の履歴書とは書き方が大きく異なります。応募する職種に合わせて、あなたの「やる気」や「適応能力」が伝わるように調整しましょう。
2. 🗣️ 英語学習の優先順位を上げる
仕事探しと並行して、英語学習の時間を増やし、特に「面接で使える英語」を重点的に練習しましょう。
- 「使えるフレーズ」をマスターする:
- 「Tell me about yourself.」 「Why do you want to work here?」など、面接でよく聞かれる質問への答えを、シンプルでも良いので完璧に言えるように練習しましょう。
- リスニング力を集中強化する:
- 職場の指示やお客様の要望を理解できるよう、実際の会話に近い英語に触れる機会を増やしましょう。
- YouTubeのカフェやレストランの業務解説動画(例: "how to be a good barista", "restaurant server training")を見たり、ポッドキャストで日常会話を聞き流したりするのも効果的です。
- 無料のリソースを活用する:
- 言語交換アプリやYouTubeの学習チャンネルなど、お金をかけずにできる学習方法がたくさんあります。積極的に利用しましょう。
3. 🤝 人脈を広げる(ネットワーキング)
海外での仕事探しでは、人からの紹介が非常に強い味方になります。
- 日本人コミュニティを活用する:
- Facebookの「[都市名] ワーホリ」「[都市名] 求人」などのグループに参加し、情報収集したり、イベントに参加したりしてみましょう。仕事の紹介だけでなく、面接のアドバイスなどももらえることがあります。
- 現地のイベントやミートアップに参加する:
- 趣味のサークルや、Meetup.comなどで開催されている言語交換イベントなど、積極的に参加してみましょう。そこで出会った人が、仕事を紹介してくれる可能性もゼロではありません。
- カフェの常連になって顔を覚えてもらうだけでも、採用に繋がる場合があります。
4. 💪 諦めない!モチベーションを保つ工夫
仕事探しが長引くと、精神的にも疲弊してしまいます。モチベーションを保つ工夫も大切です。
- 毎日のルーティンを作る:
- 朝起きて、求人サイトをチェックし、午後は英語学習、夕方は外出するなど、一日のルーティンを作ることで、生活にメリハリがつき、前向きな気持ちを保ちやすくなります。
- 気分転換をする:
- 図書館に行く、公園で散歩する、カフェでお茶をするなど、リフレッシュできる時間を作りましょう。ずっと家に閉じこもっていると、気分が落ち込みやすくなります。
- 小さな成功を祝う:
- 「履歴書を10件送った」「新しいフレーズを覚えた」「面接の練習をした」など、どんなに小さなことでも良いので、達成したことを自分自身で褒めましょう。
- 同じ状況の仲間と話す:
- 一人で抱え込まず、同じように仕事を探している友人や、ワーホリ経験のある先輩と話してみましょう。共感を得ることで、気持ちが楽になることもあります。
5. 💡 視野を広げ、別の選択肢も検討する
それでも仕事が見つからない場合は、一旦立ち止まって別の可能性も考えてみましょう。
- ボランティア活動:
- 無給ですが、ボランティアを通して現地の経験を積んだり、人脈を広げたりできます。そこから有給の仕事に繋がることもあります。
- 英語を使う機会も増えるため、語学力向上にも役立ちます。
- ファームステイやオーペア:
- 住み込みで働けるため、生活費を抑えながら英語環境に身を置くことができます。こちらも直接的な給料はない場合が多いですが、宿泊費や食費が浮くため、経済的な負担が減ります。
- 滞在都市の変更:
- もし特定の都市での求人が少ないと感じるなら、比較的仕事が見つけやすい他の都市への移動も検討する価値があります。例えば、現在のバンクーバーは競争率が高い可能性もあるので、もう少し地方の都市も視野に入れてみても良いかもしれません。
仕事が見つからない状況は辛いですが、それはあなたが無力だからではありません。正しい戦略と粘り強さがあれば、必ず道は開けます。この経験が、あなたの人生を豊かにする糧となるはずです。応援しています!
📚関連記事