「バリスタって何するの？」　「サーバーとは何が違うの？」
 カナダでカフェの仕事を探していると、職種の呼び方や役割の違いに戸惑うことがありますよね。

この記事では、初めてカフェで働く方に向けて、バリスタとサーバーの違いを、仕事内容・必要な英語力・向いている人の特徴などからわかりやすく解説します。

 
👨‍🍳 バリスタってどんな仕事？

バリスタは、カフェで主にドリンクを担当するスタッフです。エスプレッソマシンを使ってラテやアメリカーノなどのコーヒーを作ったり、カウンターで注文を受けたりします。

業務の中心はカウンター内にあり、お客さんとの会話も「注文の確認」や「受け渡し時の挨拶」など、短いフレーズが中心です。英語にまだ自信がない人でもチャレンジしやすい仕事と言えます。

StarbucksやTim Hortonsなどのチェーン店でもよく募集があるので、未経験のワーホリや留学生にも人気です。

一方でサーバーは、テーブルに座ったお客さんの接客を担当します。席への案内、オーダー取り、料理の提供、会計対応までが主な仕事です。

お客さんと対面で会話する時間が長いため、ある程度の英語力が求められます。また、料理やドリンクの知識、マルチタスク力、時にはクレーム対応も必要です。

そのぶん、チップ文化のあるカナダではサーバーの方が高収入を狙いやすい職種でもあります。ローカルカフェやブランチ系の店では、バリスタとサーバーの両方を兼ねる場合もあります。

カフェで働きたいけど、どっちが自分に合っているか迷う人も多いと思います。
 英語にまだ不安があるなら、まずはバリスタから始めるのがおすすめ。
 注文の聞き取りやマシン操作など、少しずつスキルを身につけられます。

一方で、「会話が好き」「接客経験がある」「もっと稼ぎたい」という方は、最初からサーバーに挑戦するのもアリです。英語力がある人なら、サーバーとしてチップを含めた高収入を得るチャンスもあります。

カナダのカフェで働くうえで、バリスタとサーバーはそれぞれ役割がはっきりと分かれています。

どちらも現場経験を積めば就活にもつながる貴重な職種です。自分の英語力や目標に合わせて、まずは「できそう！」と思える方に挑戦してみてくださいね。